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▲トップへカプルナ砦
セベシュ市から10kmの、サスチョリ郡カプルナ村にあります。
1939年、 1942年、そして1954年に、紀元前106年にダチア人が防備を固めた砦の各部が見つかりました。
主な防備は270mの長い城壁でした。
この城壁は山の岩を利用して作られ、砦の内部の一番高いところには岩の台があり、その上に監視所がありました。
この砦は、ローマ軍とダキア軍の2回目の戦闘中に、その大半が破壊されてしまったのです。
その後の発掘調査で、カプルナ砦の周辺では、たくさんの遺跡が発掘されました。
水道橋、溝、殿堂、城壁、木造建築、大量の陶器、器具など民生施設も含め、中世のものも発掘されたことは、この砦が、中世にも避難所として使われたことを証明しています。