ページ内もくじ
▲トップへルーマニア地図
役に立つ情報 ルーマニア地図 内容■ 地方別地図
ルーマニアには41の県があり、様々な分け方がありますが、マラムレシュ、ブコヴィナ、モルドヴァ、ドブロジャ、モンテニア、オルテニア、バナット、クリシャナ、トランシルヴァニアの9つの地方に分けられます。
各地方で生活様式や文化が違うこともあり、地域ごとの特色が色濃く残っているのでルーマニアを訪れた際にはいろんな地方を巡ってみるのがお勧めです。
■ 地形図
ルーマニアは農耕・牧草地が全体の62%、森林・山地が28%、湖沼が4%でできています。ルーマニアの全土の3分の2はヨーロッパ特有の平原となだらかな丘の穀倉地帯となる地形ですが、中央部にはカルパチア山脈が西のセルビア国境からウクライナにかけて続いています。カルパチア山脈の山々は火山であり、2,000mを越える山が21峰もあります。火山帯なので震源域も多くあって、特にルーマニア中央部のブラショヴは東から西に移動するカルパシアプレートと東ヨーロッパプレートが衝突する位置にあるため、ルーマニアの歴史に残るような大震災を伴う巨大地震の震源になってきました。
■ 交通図
ルーマニアの線路と主要道路を表した地図です。ルーマニアの公共交通機関は主にバス、トラム、地下鉄の3つです。地下鉄は現在首都のブカレストにしかありません。鉄道やバス、トラム等は比較的地方にもありますが、地域によってチケットの買い方が違ったり、罰金があることもあったりするので、利用する際には注意が必要です。
■ 気候地図
こちらはルーマニアの冬の気候地図です。西のセルビア国境からウクライナにかけて続いているカルパチア山脈の標高の高い地域から北にかけてが特に気温が低くなっているのが分かります。寒さ的には日本の東北から北海道と同じくらいだと言えます。
また、夏は平均最高気温が30℃まで上がりますが、日本と違って雨季がなく、湿気が少ないので過ごしやすいです。
■ Resource Maps
(Mines, Minerals and Ores Map)ルーマニアの天然資源を表した地図です。ルーマニアで採れる資源としては、鉄鋼、金、銀、石炭、石油、天然ガス、ウラン、ボーキサイト等が挙げられます。国土の中央に山脈があるだけあって資源が豊富です。また、ルーマニアの天然資源として忘れてはいけないのが”塩”です。
観光名所にもなっているトランシルヴァニア地方のサリーナ・トゥルダという岩塩坑には人類の先60年分の岩塩があるとも言われています。
■ Agriculture Production Maps
こちらはルーマニアの農業生産物を表した地図です。全体的に黄色の地域が多いことから、トウモロコシと向日葵の生産が盛んなことが分かります。また、ワインが有名な地域は薄っすら紫がかっていてブドウ畑が広がっているのが分かります。
右下のモンテニア地方の一部ではお米も作られていますね。