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2023年6月
インターン生受け入れプログラムを始めました。
ルーマニア時間 9月 12日 午後 2:17
ブカレストの天気
22°C | 曇り
白コウノトリはルーマニアの村々で見かけることができます。白コウノトリは、春の始まる頃にルーマニアへやってきます。
そして、小枝やアシの茎、芝や植物の根、土などを使って巣を作ります。一般的には高い木の上や、電柱、家の煙突の上などに巣を作ります。
同じ夫婦のコウノトリは同じ巣を何年も維持して使うこともあります。世界中にコウノトリは19種いますが、そのうちの2種のコウノトリがルーマニアには生息しています。
メスのコウノトリは3~5個の卵を産み、両方のパートナーから代わる代わる育てられます。そして約33日後に卵は孵化します。卵から孵ったヒナたちは7月の終わりに巣立つまで、2ヶ月ほど巣にとどまります。
コウノトリは食べ物が豊富な川などの水辺で多く見られます。ルーマニアの現地の人々は、コウノトリたちの邪魔をすることはありません。なぜならば、コウノトリは幸運をもたらす生き物だと信じられているからです。
特にトランシルヴァニア地方の村々の大通りの電柱や並木の上で、コウノトリを見かけることができます。多くのコウノトリの巣が見えます。外国の観光客の方々がその光景を楽しんでいるようです。
巣の上に座っているコウノトリもいれば飛んでいるコウノトリもいますが、ルーマニアでは『その年に一番最初に見たコウノトリが飛んでいれば、その人にとって幸福な1年になる』という逸話があります。