温泉、リゾート

ブラショフ市近郊の、有名な山岳リゾート。
ポスタヴァル山麓の、標高約1,028mのところにあり、夏になると、山道はトレッキング愛好者で大変賑わい、冬は100年以上前からヨーロッパ中に名の通ったスキーリゾートです。
初心者～上級者まで楽しめるように、長さ300m～3,820mの何種類ものゲレンデがあります。
スキーリフト、ロープウェイなどもキチンと整備され、上質のパウダースノーの中で、子供から年配者まで誰でもスキーを楽しめます。
もちろん、初心者向けにスキー講習もあります。
さらに、ソリ用のゲレンデもあれば、スケートリンクもあります。

1874年までは普通の村だったのですが、貴族のカンタクジオが、シナヤと新しく名づけました。
ブチェジ山麓の、針葉樹の森に囲まれているリゾート地です。
近くには、プラホヴァ川が流れています。
一番の観光スポットは、ペレシュ城です。
このベレシュ城は、1875～1883年、当時の国王「カロルＩ世」によって建設されたお城です。建設様式はドイツ式。
それ以来、国王達の夏住まいとして使われた、由緒正しき城なのです。
現在、この城は博物館となり、誰でも見学できるようになっています。
その城の中では、高価な絵、タペストリー、家具、当時の武器のコレクションなどを見ることができます。
隣には、規模の小さい「ペリショル城」もあります。
ルーマニアでの一番有名な作曲家「エネスク」もよくここに来て作曲をしていました。
現在このシナヤは、古い記念館と並びに、新しいホテルが建っているシナヤリゾートとなりました。

プラホヴァ川沿いの国道を進むと、次々と有名なリゾートが現れます。
プレデアル、ブシュテニ、アズガんどです。
マラムレシュ地方の「ボルシャ」や、ブコヴィナ地方の「ヴァトラドルネイ」同様、評判の良いスキーリゾート地です。

Oradea(オラデア)から南に８km、バイレ・フェリックスはルーマニア西部の世界的に有名な温泉地で、2,400年も前に温泉が噴出したと言う記録がある歴史のある温泉です。
効能は、リウマチ、神経性疾患、婦人科系疾患などに効果があると言われルーマニア国内だけでなく、ハンガリーやヨーロッパの各国から観光客が訪れ温泉だけでなく、リゾート地としても人気がある場所です。

シビウ市から32km離れたところにあるリゾートです。
シビウからラシナリ村を通過して、チビン山を登る道路を進みます。
チンドレル山の手前の「パルティニシュ」は、空気がきれいでマイナス・イオンがたっぷりと満ちている場所です。
小さなリゾート地ですが標高が高く、山の景色の好きな人には、ピッタリのところです。
冬は雪がどっさり積もって寒く、夏は涼しい気候ですが、年間を通じて晴れの日が多く、のどかな環境の中で完璧にリラックスできます。神経系の病の人にもお薦めしますす。
もちろんスキー場もたくさんありますし、ケーブルカーもあります。
一番長いゲレンデは1,660m(標高差240m)ですが、もっと急なゲレンデもあります。