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ドブロジャ(dobrogea)地方

ルーマニアの東部、ドナウ河と黒海の間の大地がドブロジャ地方です。ドナウデルタも、黒海沿岸もドブロジャの一部になります。この地域は紀元前7世紀に数多くのギリシャの商人達が港をひらいて植民し、その後、ローマ帝国に併合されました。そのため、この地方全体が古代ギリシャ・ローマの博物館と見なされています。ローマ人が造った道路など、現在でも各地で当時の形跡を見ることができます。
ドブロジャ地方は、ルーマニア人を始めトルコ系、タルタル系、ギリシャ系、リポヴァ系など、様々な人種が存在してきた歴史を持っています。それにより多様な文化の影響を受けた料理が多く、観光客は様々な趣向の料理を楽しむことができます。そういった面からも、ギリシャ・ローマとオスマン文化が交差するドブロジャ地方のツアーは、とてもおすすめです。
ちなみにドブロジャ地方とムンテニア地方の間を繋いでいるドナウ河の架橋は、1895年に作られました。工事の際は当時の世界的な先端技術が使われ、現在まで残っています。また、ドナウ河の本流から黒海まで長さ65kmの人口運河が1984年に完成しました。その結果、黒海からドナウ河、そしてライン河を通じて、北海まで航行可能な運河が開通しています。

ドブロジャ地方の主な都市と観光地

コンスタンツァ市(Constanta)

ドブロジャの主な都市はコンスタンツァ市です。ここはルーマニアで一番大きな港町であり、ヨーロッパでも最も大きな港の一つに数えられています。また、古代ローマの詩人オウィディウスが晩年を過ごした地でもあります。
→コンスタンツァ(サイト内リンク)

ヒストリア要塞

ルーマニア最古の町の遺跡があるのもドブロジャ地方です(現在のコンスタンツァ市内にあります)。ここにギリシャの帆船が訪れ、ギリシャ人がトミス港町(現在のコンスタンツァ市)と、カラティス港町(現在のマンガリア避暑地)を造りました。

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